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柔道は、徒手を主体とした攻撃・防御を行う武道の一種で、稽古を積むことで心身を鍛錬修養し、その力をもっとも有効に使用する道であると同時に、人間形成の道である、と創始者の嘉納治五郎(かのうじごろう)先生は説いています。
柔道の創始者であり教育者でもある嘉納先生は、日本古来から伝わってきた柔術の流派で、固め技中心の天神真揚流柔術と、投げ技に重きを置く起倒流柔術を修めた後、柔術各派の技を再編整理して21歳で日本伝講道館柔道を編み出しました。
講道館柔道は“ 柔よく剛を制す ”の柔の理を心身の力を最も有効に使用する原理へと発展させ“ 精力善用 ”とし、この原理を実生活に活かすことで“ 自他共栄 ”をその修行の目的とした。
嘉納先生は、講道館柔道の創始者であり、柔道・スポーツ・教育分野の発展や日本のオリンピック初参加に尽力するなど、明治から昭和にかけて日本に於けるスポーツの発展の道を切り開いた人物で、『日本の体育の父』とも呼ばれている。また1909年には東洋初のオリンピック委員に就任し、日本体育協会の創設など国内外において体育の奨励に尽力した。
1938年、IОC(国際オリンピック委員会)会議からの帰国途上に氷川丸船内にて肺炎で死去。享年77歳。
一、 |
嘉納治五郎先生のことばでもある『己を尽くして成るを待つ』をモットーに、物事に対して常に向上心をもち、最大限努力する、習慣をつけることで、心身ともに大きく成長していく集団を目指します。 |
一、 |
目上の者への『礼儀や挨拶』。友達や年少者に対する『優しさやいたわり』の気持ち。家族やお世話になっている方々への『感謝の気持ち』を育てます。 |
一、 |
『柔道ルネッサンス』を実践します。 |
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嘉納治五郎先生
(かのうじごろう) |
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精力善用 自他共栄
(せいりょくぜんよう じたきょうえい) |
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現在の柔道は国際化・競技化・スポーツ化が進んだことで、競技成績や勝敗ばかりに注目が集まっている感があります。そこで21世紀を迎えた今『嘉納治五郎先生』が提唱された『柔道の原点』に立ち返り、人間教育を重視した事業を進めようという講道館と全日本柔道連盟の合同プロジェクトです。
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柔道ルネッサンス宣言2010 |
1 |
指導者自らが襟を正し、「己を完成し、世を補益する」事を実践します。 |
2 |
理にかなった技の習得、「一本」を取る柔道を目指します。 |
3 |
老若男女が親しめる、安全に配慮した柔道の普及・発展に努めます。 |
4 |
美しい礼、正しいマナーで、品格のある柔道人になり、育てます。 |
生徒個々に個性があるように柔道の技術・技能には個人差が有ります。稽古についてこられないような場合も、本人と保護者とよく話し合って別メニューで稽古ができるように配慮します。また、技群に優れた者にも稽古の場を保障できるように努めます。
指導の中心には常に「大志一貫」を掲げ、その場その場の結果にはとらわれることなく、将来的に伸びてゆく道場を目指します。
『生徒』『保護者』『指導者』の三位一体の協力関係の確立を目指します。
※ |
柔道を始める際には柔道着の購入・連盟登録・保険加入などの費用が掛かりますので、入門される皆さまの負担を軽減するために、当道場では入会金をいただいておりません。 |
幼 児 |
4000円 |
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小学生 |
4500円 |
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中学生 |
4500円 |
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高校生 |
4500円 |
※初段取得までは月謝が必要になります。 |
社会人 |
5000円 |
※初段取得までは月謝が必要になります。 |
保護者 |
3000円 |
※お子様と一緒に柔道を学ぶ時間を共有しませんか? |
有段者 |
1回/100円 |
※有段者については月謝不要となりますが、社会人の皆様からは、道場運営の協力金として、稽古への参加/1回につき100円のご負担を頂いております。 |
(1)全日本柔道連盟登録料
(2)全日本柔道連盟保険料
(3)スポーツ保険料 ※上記の(1)~(3)の費用は下記を参照ください
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全日本柔道連盟登録 |
全日本柔道連盟保険 |
スポーツ保険 |
年間費用合計額 |
幼 児 |
無 料 |
600円 |
8,00円 |
1,400円 |
小学生 |
1,000円 |
600円 |
8,00円 |
2,500円 |
中学生 |
1,500円 |
600円 |
8,00円 |
2,900円 |
高校生 |
2,000円 |
600円 |
1,850円 |
4,450円 |
大学生 |
3,000円 |
600円 |
1,850円 |
5,450円 |
社会人 |
4,000円 |
600円 |
1,850円 |
6,450円 |
指導者 |
5,000円 |
600円 |
1,850円 |
7,450円 |
(4)柔道着の購入について
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冨吉道場では柔道着の指定はしておりませんので、ご自身で持っている柔道着や、ご購入した柔道着をお使いいただいて結構です。
なお、新たに柔道着の購入をご検討の皆さまからの相談も承っておりますのでお気軽にお声かけください。
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見学や無料体験は随時実施しております。柔道の稽古の流れや雰囲気に馴染むまで2~3回の見学や無料体験を経験されることをお勧めしております。
ご希望の方は電話かメールにて申込みをされた上で、動きやすい格好でご来場ください。 |
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